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THOSE DAYS流行歌、映画の情報などお届けします
私事で恐縮だが、1957年の頃、墓参の際に、今は亡き父が水を入れた一升壜ごと、倒れて手をつき、大けがを負う。以来、東京の慈恵医大や新潟医大に長期入院したが、直らず、手が不自由のまま。私は幼少の頃、父のいない生活を過ごし、母と見舞いで上京したときなど、浅草の国際劇場やNHKの放送会館の公開スタジオに連れて行ってもらったことが、懐かしい思い出となっている。
その頃、茨城の田舎の生家の庭にあった柿や桜の木に登り、東京の方に向かって、三橋美智也の「赤い夕陽の故郷」「夕焼けとんび」などをうたって寂しさを紛らわしていたのだが、浅草の国際劇場でやっていたのが、その三橋美智也ショーであったのだから、深く心に刻み込まれている。
そこで、BS朝日の「昭和偉人伝」から、三橋美智也の回を見てみよう。団塊の世代、つまり占領期を幼少の頃、過ごし、米兵の姿を身近に見ていた人には、懐かしいのではないだろうか。男性歌手なら、三橋美智也、春日八郎、女性歌手なら、美空ひばり、江利チエミ、島倉千代子などが人気を誇っていた時代である。皆さん、物故されてしまったが。
流行歌、映画の情報などお届けします Vol.29
Published on 2017/09/21 12:00
Category: あの頃……
Tags: トーキング烏山神社の椎の木ブルース, 中川五郎, 受験生ブルース