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あの頃……

THOSE DAYS流行歌、映画の情報などお届けします

 目を70年余に転じれば、東京裁判開廷した日を迎えようとしている。つまり、日本のA級戦犯を連合軍が裁くために極東国際軍事裁判を東京市ヶ谷で開廷したのは、1946年5月3日である。それから1948年11月12日に戦犯25被告に有罪判決を下し、12月23日に東条英機ら7人の絞首刑が執行されるまでの2年半余りの経過について、小林正樹監督は1983年に4時間30分以上のドキュメンタリー映画を公開している。
 まずは、東京裁判(極東国際軍事裁判)の開始を伝える「日本ニュース」戦後編17号を見れば、当時の雰囲気がよくわかるだろう。

 そして、映画そのものは、以下の4分割したもので見てもらいたい。

 一方、それに先立って、1945年11月20日から翌46年10月1日まで開かれたドイツのニュールンベルク裁判は、どう行われたか。ナチスの戦争犯罪は、どう裁かれたのか。それは、「ナショナル・ジオグラフィック」の映像で見ることができる。ここでは、ホロコーストが裁かれている。

 間接統治でそれまでの支配層の一部が生き延びた日本と、ナチスの第三帝国が粉々に打ち砕かれたドイツとの違いを見て、よーく考えてほしい。