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ARCHIVES占領期アーカイブス
- No.26
- 「日本における男女共学論の歴史と背景―小泉郁子の思想」
小稲絵梨奈著
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~edugrad/img/reaserch_result/ronsyu/ronsyu07/715koine.pdf
(武庫川女子大学大学院教育学研究論集第7号より)を
今回は参照します。
その論考の要旨は、「近年の学校教育は,男女が同じ学校に通い,同じクラスで,同じカリキュラムの授業を受けることが当たり前とされている。しかし,日本の学校における男女共学の歴史を見てみると,男女が同じ学校で,同じカリキュラムのもとで授業を受けるという男女共学の思想が古くからあったわけではない。日本における男女共学実施の歴史の中には,数多くの人物の思想が影響している。本研究ノートでは,男女共学の歴史を明らかにするとともに,男女共学論の第一人者の一人である,小泉郁子の経歴と思想について取り上げるとともに,現在の男女共学・別学についても考察したい」というものですが、GHQが決定的な役割を果たしていることがわかります。