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ARCHIVES占領期アーカイブス
- No.22
- 「占領期日本における英語教育構想」
今回は、名古屋大学大学院の院生、広川由子さんの論考「占領期日本における英語教育構想~新制中学校の外国語科の成立過程を中心に」を取り上げます。
その論考の要旨として、「本稿は、占領期日本における英語教育構想を新制中学校の外国語科の成立過程に焦点を当てながら明らかにすることを目的とする。占領初期の米国国務省案は、民主的な教育制度の確立要件として英語教育とその大衆化を掲げた。これが SFE(スウィンクの下部機関の極東小委員会)の勧告となり、それを CI&E(民間情報教育局)が具体化したことによって新制中学校に外国語科が導入された。一方、文部省は導入に消極的な姿勢を示しており、導入を決定づけた英語教育構想は、米国政府から提出されたものだったと指摘できる。」とあります。では、以下をクリックしてください。