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学士会館は占領軍のクラブだった

PHOTO STORY写真に隠された真実

STORY.22
学士会館は占領軍のクラブだった

 6月のある日、日本広報学会の総会が学士会館の302号室で開催された。私(小川)も学会員であったため、参加したが、ここも実は占領期にかかわりがあったので、その総会の合間を縫って見学した。

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 1936年の2・26事件の際には、この学士会館に第14師団東京警備隊司令部が置かれ、41年に太平洋戦争が勃発すると、翌年以降、この会館屋上に高射機関銃陣地が設けられた。45年には、会館の一部が空襲の被害を受ける一方、館内のいくつかの部屋を日本軍に提供することになった。そして終戦後の同年9月、連合国軍総司令部(GHQ)に接収されて閉館。高級将校の宿舎や将校倶楽部として使用されたが、56年7月に返還された。その間、植木等やハナ肇らキューバンキャッツ(クレイジーキャッツ)がバンド演奏を披露していたのがこの202号室である。その様子が下の写真と思われる。

植木等やハナ肇らキューバンキャッツ(クレイジーキャッツ)がバンド演奏を披露していたのがこの202号室

 現在の202号室や外観の写真は、以下のように日本広報学会総会の合間を縫っての撮影ゆえ慌てたため手ブレを起こしているが、今更撮影しても取り戻せないので、そのまま紹介する。空襲の被害を受けていないだけに当時を思い起こさせる趣を残している。

 

  • 現在の202号室
    現在の202号室
  • 学士会館の外観
    学士会館の外観

 

(文責:編集部MAO)