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　1937年1月生まれの江利チエミは、12歳の1949年ごろから、進駐軍キャンプを回りながら、家計を支えていた。その際、一人の米軍兵士からプレゼントされたレコードが「Tennessee Waltz」だった。この曲（Ｒ・スチュアート作詞、Ｐ・Ｗ・キング作曲）は、1950年にパティ・ペイジがレコード録音して発売されるや、たちまちワールドヒット、それから2年もしないうちに、江利チエミは51年11月に英語と日本語で訳詞した形で録音、翌52年に発売され、これもヒットする。そして、彼女は、あの高倉健の最愛の人だったことは良く知られている。その高倉健主演の『鉄道員（ぽっぽや）』のテーマソングは、テネシー・ワルツだった。
　そのへんのエピソードを含んだ「テネシーワルツ物語・前編」と後編を読んでほしい。

「テネシーワルツ物語・前編」
http://www.tapthepop.net/machinouta/29348
「テネシーワルツ物語・後編」
http://www.tapthepop.net/machinouta/29352

「テネシー・ワルツ」と「鉄道員（ぽっぽや）」については以下で見られる。